国語は設問が主役

国語入試でよく言われる話、つまり誤解されていることは、文章を読むのではなく、設問を読み解くことです。

この話は有名になっているのでそれほどインパクトのある話ではなくなってきています。ですから確認の意味ですね。

文章題は作者の言いたいことでは無く、問題制作者の意図を読みましょう。

記述式の場合は、本文の文章をそのまま使って書く。

だから短い文字数の記述文は、ほぼ必ず同じになる。「本文中に使われてる言葉」で「本文の論旨にのっとって」要約する作業なので、まずブレない。記述式というと幅広い回答があるように夢想してしまうが、ルールを守っているかぎり、そんな文章は書かれない。ルールが明文化されてないだけだ(最近問題になっている記述式のばらつきは、また、別の問題である)。
大学入試国語、問題文の著者本人が自ら解いて気づいた「読解力」の本質(堀井 憲一郎) | 現代ビジネス | 講談社(7/9)

それ以上の話は受験国語の本をお読みいただくことがよろしいかと思います。時代と共に進化しているそうです。

中学受験の国語論

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新釈 現代文 (ちくま学芸文庫)

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秘伝 中学入試国語読解法 (新潮選書)

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中学入試国語のルール (講談社現代新書)

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中学受験国語 文章読解の鉄則 増補改訂版 (YELL books)

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  • 作者:井上秀和
  • 発売日: 2015/09/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

大学入試国語、問題文の著者本人が自ら解いて気づいた「読解力」の本質(堀井 憲一郎) | 現代ビジネス | 講談社(1/9)

出口汪 現代文講義の実況中継(1) (実況中継シリーズ)

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  • 作者:出口 汪
  • 発売日: 2015/05/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)