障害者福祉は平等意識との戦い

闇の心~平等意識~

日本人はフリーライダーがお嫌い

日本人は特に平等意識が強くて、他人が優遇されると感じると反射的に叩く性質がある。

学徒出陣の根本原因は平等意識で、中卒高卒が戦地に行っているのに、大学生(大卒)が戦地に行かないのはおかしいということで決まったそうです。

最近だと生活保護バッシングですね。実際の不正割合は0.4%です。でもこのために調査費をかけて調べることを要求します。自分は損をしても相手の得を潰したい。これが日本人です。

また日米の大学院生を対象とした同様の実験では、日本の学生はアメリカの学生に比べて、自分の利益をかなり下げてでも、参加をしない相手に損をさせようとする傾向が高いという実験結果となった。そこから得られた示唆として、公共経済に対するフリーライダーのあり方にも、日本では独特の背景があるとしており、「日本の社会ではみんなで仲良く協力してコトにあたっているのではなく、協力しないと後が怖い、というところでしょうか」と結論している。

フリーライダー - Wikipedia

曲がった対応が必要だった~聖者の行進~

障害者は美しい心を持っているという言辞で社会に存在価値を見いだそうとする方法論があります。これは当事者やその周辺にとってとてつもなく負担だそうです。乙武不倫でその美しい障害者は少しは毀損できたと思います。障害者を叩いてこそ人間扱いなのかも知れません。

日本人を理解しないレベラル問題

日本人は平等が好きで、平等に扱われないと不満を持ちます。これに対する回答が必要です。説得ではなく納得。知識ではなく感情です。

アリは2割が仕事をしてないという知識をつけても、サボっている人を見ると許せないといのが日本人です。

 

フリーライダー あなたの隣のただのり社員 (講談社現代新書)

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