遡及させる国民感情法 感情法は「加害者」を保護せず

刑法は遡及的なもの(現在の法で過去を裁くこと)を否定している。

法の不遡及 - Wikipedia

ちなみに過去に同じ事をやらかしたことがあった。教員免許更新制で今ある免許を強制的に無効にした。車は昔の免許は全部乗れたという話を聞いたことがあるが、それは法を過去に遡ることをさせないため。前科ありが教育関連である。

有給休暇は方便で、これは休職扱いだと法的に難しいので事実上の学校に来ないようにするにはこれしかないという判断だろう。いじめ問題で被害者がなぜか転校するというコストを払うのも、加害者を処分するハードルが高いらである。もしやるなら裁判で10年コース。

”有給休暇”中の加害教師4人、休職にして「給与差し止め」の処分が決定 神戸市(関西テレビ) - Yahoo!ニュース

市民からの苦情を受け、神戸市では起訴される恐れのある職員を休職させた上で、給与の支払いも停止できるようにする条例が、30日施行されました。

条例を受け教育委員会は、弁護士など3人でつくる審査会に、4人を休職にするかをはかった上で、31日に臨時の委員会を開き、満場一致で給与を差し止める処分が決まりました。

完全に事後法。

日本には市民感情法があって、特に行政が弱い立場に置かれる。かつて法学者がその現場に立ち会って研究に向かわせたことがあった。

出典

日本人の法意識 (岩波新書 青版A-43)

日本人の法意識 (岩波新書 青版A-43)