何度か書いているが男女平等は女にきついよという働く女性の本質的なお話。
守られない女の誕生~王子様のいない世界~
男の義務からの解放
男は結婚して当たり前という社会圧があったが、これが徐々に消えた。
これにより女性は男性に養われないことを受け入れる必要が出てきた。女性の貧困は男が女性を養わないという宣言をしたからである。
男性が女性を守る最大のメリットは性的であって*1、それ以外は父親が娘を守ることである。その「義務」を女性の方から解除した。だから女は戦場で男同様に戦い傷つき死んでいく。これを選べば工事現場に女性が増えるはずであるがそうではないというのが難しいところである。
父親と娘とフェミニズム
日本のフェミニズムがずれている理由は初めから父親という存在を前提にしているからである。否定している家父長制を利用している。父親なら女性は娘になる。娘と父親の関係としてフェミニズムが出来ているため、父親に甘える娘という構図になる。よって父親に何々せよと要求し父親はそれに応える。
男女平等と等価責任
男女平等が達成されると父親はいなくなり対等な男性と女性の関係になる。ただし女性は娘のままのため、男性と娘の構図になる。娘は誰の娘かという疑問が出てくる。
娘のワガママを聞いてくれる男性はいない。おまえも一人前の女性として自立しろという方向になる。
女性はいつ娘を卒業できるのであろうか。そのとき初めて女性は男女平等の席に着ける。
男女平等は男性と一緒に女性も前線に出でて戦うことである。