吉本問題でデーブ・スペクターが正しい批判を示す

批判という言葉は日本では非難とか悪口の分類になってしまっている。最近批判をクリティカル・シンキングという言葉に直している。それだけ評判が落ちた言葉になってしまった。

デーブ・スペクター「吉本」「日本の芸能事務所」「テレビ局との癒着」を全て語る | カルチャー | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

吉本の反社から始まった吉本やその周辺の業界話で、一番まともなことを言っているのがデーブ・スペクターだった。それ以外の人は論点がずれているか偏りすぎている。

指摘された最大の問題は人数。

所属タレントが多過ぎるということが根本的な大問題だ。

金持ちは買収できない。結果に責任を負う場合。

アメリカの場合は何が違うかと言うと、映画スタジオやテレビ局のトップ陣営というのはものすごい大金を稼いでいる。正社員というシステムがないので、ディズニーでもABCでも、日本円にすると億単位のお金をもらっている。彼らに接待しても喜ばない。

日本のテレビ局も給料は高額だが、それでも欧米と比べると桁が違うのでやっぱり接待に弱い。もちろん全てが悪いとは言わないが、接待文化によって結局ものごとを言えない空気が作られてしまう。

 忖度とか言っている内はまだ大丈夫で、本物は語られない。テレビや新聞も含めてメディアが信頼されるためにはここら辺に切り込む必要がある。業界村こそが忖度村である。

 

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おすぎがデーブ・スペクターをダジャレに紛れて正確なことを言うと言っていた。なんだかんだ言って優秀な人でね。英検取るの大変だったらしいけど(英語の試験と思いきや日本語が読めないとならない試験)。

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