真昼の決闘 自治体の闇は住民

何度か書いてあるんですが、結局のところネックになる部分は地域住民の意思なんです。外に働きに行っている人は地域社会の政治状況を把握しにくいです(都市部ほど)。問題が起きてからアクションを起こすので余計に混乱する。後から来た人は所詮よそ者なんです。

 

千葉の事故を受けて地元情報の記事です。

まとめると過去の土地政策が悲劇をもたらした。土地政策とはすなわち住民の意思が働いている。これは民意を受ける政治家民意に基づいて仕事をする行政も太刀打ちできません。

 

「農業をするよりも畑を売った方がお金になった。線引きされて市街化調整区域になれば、農地が二束三文になってしまう。当時は土地取引が活発に行われていたため、税収も増えて町の財政も潤っていた」

八街児童死傷事故 「非線引き自治体」とは何か? 虫食い開発で基盤整備に遅れ 通学路だけじゃない郊外特有の課題 【急上昇ニュースのウラ】 | 千葉日報オンライン

 

なぜ真昼かというとそういう話は昼間の人口を形成している人たちで決まるからです。外に働きに行っているサラリーマン(古い表現ですが)には全く関わりの無いことになるからです。地元の商店街が一番関わりがあると思います。上記の例だと農地なので農家です。

ja.wikipedia.org

鉄道関係だと高架化する場合、駅前商店街が反対します。それは店の売り上げに響くからです。高架にすると売り上げが落ちるそうです。ちなみに反対した地域は鉄道会社が避けて高架化しました。結果は開かずの踏切になったそうです。

誤解される学校の校則も学校が地域を無視できない状況が生んでいるのです。

geopolitics.hatenadiary.com

盆踊りも近隣住民のクレームです。五月蠅いから。

若者の半数超「盆踊り経験ない」 近隣クレームで廃止の動きも(フジテレビ系(FNN)) - Yahoo!ニュース