ピアノの習い事みたいな感じになるのかな。
根性主義の衰退とエリート養成の勃興
昭和世代だとスポーツや運動部は不良のたまり場でそこで矯正されるストーリーが共有されている。古くはスクールウォーズで、ルーキーズもその伝統を引き継いでいる。
ROOKIESはスポ根と不良の上手いサンプリング(識者の評論)。
最近は坊主ではない野球部が増えているらしい。実数はわからないが見かけるようになっている。理由は単純に不良のものではなくなった説をあげたい。
スポーツの高額化とエリート
少し前にニュースになっていたが野球部は金がかかる。初期投資に五万円以上必要である。これを支払える人は中から上の人である。フィギュアはもっとかかるので完全に貴族の遊びである。
高額化すれば必然的に中から上の人しか出来ない。文科省などが実施しているスポーツテストでも貧困層が多いと思われる地区では体力テストの点数が低い。肥満率も高い。
エリート出身出なければ出来ないスポーツ
WBCの時に書いたものの再掲だが、怒らない指導=エリート向けの指導である。元々教育界があまり怒らなくなっている。さらにスポーツはエリートになっているため外部からの強制的な指導はいらない。プロ野球は強制しなくなっていると元コーチが語っていた。彼らは自分を律することができる。大谷翔平がその実例である(といってもかなり例外)。
外部からの矯正をいらない自律的な人がプロになれる時代になっている。球界の野良犬はもういない。
サッカーも部活出身ではなくJリーグの下部組織出身になっている。部活出身で代表になった例は北京五輪世代で終わるのかもしれない。柴崎岳が最後かな。