先生が足らないというコント

免許更新制と教職課程のハードル上げで教員免許の価値を高めた文科省の政策の結果人がいなくなった。

昼休みと残業代がない職場です。

昼食は給食指導という仕事。残業代は月8時間分しかなく一週間使い切る。平均月40時間以上やっており過労死ラインの80時間は当たり前の世界。

学校に人がいない

東京は一番お金があって人を集めやすい地域だけど今年の倍率はかなり低かった。代替は二ヶ月前くらいから動くと思ったけど集まらないらしい。

 

小学校は中高と違って免許が広いので、例えば数学の先生というピンポイントではない。だから名簿上の数はあるはず。よってそれでも集まらないとなるとかなり厳しい。特に年度途中は難易度が高い。

以前なら元教師(旦那も教員で結婚を機に退職)みたいなのがいたと思われる。今は二馬力なのでやめてないし、やめてたらまず復職しないか他の業界に行っている。倍率も下がっているのでなりたい人はほぼなっている。

東京都の教員採用、小学校で過去最低1.1倍 質の低下いっそう懸念:朝日新聞デジタル

こんな事情があるらしい。そらやらんわな。東京なら他に仕事はあるだろうし。

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北海道で情報科目を入試に出さないという話があったが、理由は情報の先生が集められないのではと言う話だった。情報はIT系なので民間の方が待遇が良い。

約10年前の予測はあたった。

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