求められる理想像~意味のない競争をした結末~
非価格競争*1としてのイメージを売ることになる。
ぱっと見は学校という閉鎖空間で教員が正気を失っているように見えるんだけど、実際はかつてより学校は「地域に開かれた」空間になっており、その「地域の声」がダイレクトに学校に流れ込んだ結果、教員が「地域の声」の代理執行官として管理教育に傾くという分析もあり、これは説得力があって怖かった
— ジロウ (@jiro6663) February 25, 2021
コンサル仕事で見ていると、多忙な学校とそうでない学校の一つの大きな分水嶺に、生徒指導と、そこから由来する保護者対応&地域対応があるっぽく、ブラック校則撲滅と同時に、荒れた公立学校への教員加配等の支援を進めないと、ブラック校則が別の形で表出するだけちゃうかなhttps://t.co/gVnOryvH9S
— 畠山勝太/サルタック (@ShotaHatakeyama) February 26, 2021
理不尽な校則 なぜ変わらないのか ――コロナ禍の校則緩和から「学校依存社会」を読み解く(内田良) - 個人 - Yahoo!ニュース
なぜ中身ではないか?というと高校生はすでに出来上がっているので伸びしろはあまりない。夏の甲子園で有名になった野球部監督も生徒の自主性を待っていたら3年間が終わると言っていた*2。そうすると製品の価格ではなく、見た目のイメージ戦略になる。その甲子園の監督はがっつり生活の隅々まで管理していた。例えば飲めるのは水と麦茶だけでジュース禁止。笑っちゃうけどそうするしかないんですよね。習慣から変えないとどうしようもない。
こう書くと非人道的だけど、そういう視点で見るとわりとハッキリする。学校側も馬鹿ではないので、制服や校舎を新しくして教育に内容より見た目に力を注ぐ。高校段階では教育の介入効果は薄いからです。私立の中高一貫校の研究で、入学偏差値と卒業偏差値(入学した大学の偏差値)を比べたらほぼ45度だった。つまり学校に偏差値に限ると効果がない。下剋上はあまりない。
ビリギャルが有名になったが、あれはもともと出来た子じゃないかという話がある。ドラゴン桜も偏差値55前後の学校だろうと思われる。そこそこできるが、やる気がないか、やり方が分からない人向けですね。
先生側も実績を上げないと最悪クビようなので、できるところをやると見かけになるわけです。条例以前はどうだったかわかりませんが、偏差値が高くないほど通常、生徒指導はきっちりやる方向です。あと、制服もかわいいです。制服を変えると予算がかかると思うんですけどね。
私立無償化で公立も競争に巻き込まれている。
この状況、皆さんに知ってほしい。私、実は生活保護世帯の学習ボランティアをしていますが、学力下位層が「勉強したくない」という理由で11月に受験勉強が終わる私立高校に流れます。結果、都内の中堅私立高校は、今まで都立中下位校が受け入れていた住民税非課税世帯が大量に入学し価値観が多様化(続 https://t.co/f4xyx5wUei
— 東京高校受験主義 (@tokyokojuken) October 13, 2022
一律にすべき理由
同級生らは「何で彼女だけ茶髪でいいの」「地毛じゃなくて染めているよね」などと陰口をたたいた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171112-00000006-mai-life
地毛証明の打率6割はアベレージ。
都立高も6割*3でした。
毎日新聞が大阪府立高校に頭髪指導に関するアンケートを実施したところ、回答した71校の約6割が、生まれつき髪が茶色い生徒らが地毛の色を届け出る「地毛登録制度」を導入していた。
大阪府:地毛登録 府立高の6割導入「就職・進学を考慮」 | 毎日新聞
頭髪指導が必要な理由では、就職・進学への影響(10校)、規律や生活の乱れ防止(5校)、保護者や地域の要望・評価(5校)などを挙げた。
大阪と同じで都立高も競争に晒されている。
今春の東京都立高校の一般入試で、2割の35校が2次募集をしても出願者数が募集人員を下回る「定員割れ」となり、3次募集をすることになった。都教育委員会が16日に発表した。昨年は3次募集をしたのは1校しかなく、都教委は「私立高校授業料の実質無償化を広げたことが影響した可能性がある」とみる。
都立高校35校、2次募集でも定員割れ 昨年は1校だけ:朝日新聞デジタル
アホな頭髪検査もコストがかかるんです
なぜ黒か?の答え
大人が黒髪を求めている。(美人な)アイドルは黒髪が多い。
そんで今日バイトの面接に行ったんだけど、「髪の明るさが5レベル以下じゃないと雇えない」とか言われたわけ。5!!??黒っ!!?地毛なのに駄目なの?意味不明じゃない?
黒髪信仰って差別じゃないのか
企業は茶髪を嫌う。
ファミリーマートはこのほど、人手不足解消などを目的に、3月からアルバイトスタッフの髪形やあいさつに関する規則を緩和したことを明らかにした。従来は「黒髪のみ」と定めていた髪色を自由とし、茶髪や金髪などで勤務することを認めているという。
ファミマのバイト、“時代の流れ”で「茶髪OK」に:あいさつ「またお越しくださいませ」も廃止 - ITmedia ビジネスオンライン
大学レベルだとこちら。
日本電産の永守社長「大学の経営学部は、学生に名刺の出し方くらい教えろ」 →ネット上で猛反発 - Togetter
娘にお父さんの通っていた高校がいかに不良学校だったかを説明したところ、いまいちピンときていない - Togetter
赤毛の人を指す英語にginger、ginga(ジンジャー)という呼び方があるが、これは差別的な意味合いを含んだ悪い言葉である。古くからイギリス人の間には、赤毛の人に対する偏見があった。12世紀に成立した『アルフレッドの箴言』には、暴言家、泥棒などと並べて「赤毛の人を避けよ」という教えが書かれている。シャーロック・ホームズが活躍するコナン・ドイルの推理小説『赤毛組合』の設定も、赤毛に対する偏見を知らなければ理解できない。イギリスほどではないが、イギリス文化の影響を受けたアメリカやカナダでは、「赤毛のアン」の赤毛の主人公の扱いに見られるように赤毛に対する偏見が残っていたようである。19世紀末期のフランスを舞台にした児童文学「にんじん」でも、主人公の少年は赤毛ゆえに「にんじん」と呼ばれ、不当な使いを受けている設定である。現在では、赤い髪は英語ではreddish(レディシュ「赤味がかった」)と呼ばれる。
ヒトの髪の色 - Wikipedia
追記
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— Bloomberg (@business) 2017年12月28日