かつて日本には進歩的文化人という種類の人間がいました。これが左翼やリベラルという人たちの原種です。
この子孫である彼らの言説は単純で「日本が全部悪い」です。絶対にこのラインを守ります。
最近の事例
例外は米軍・米国です。なぜなら米ソ冷戦構造と在日米軍があるからです。
日本人は「日本嫌いの日本人」が好きな国が嫌い
坊主が憎ければ袈裟まで憎い
冷戦下の枠組み
かつての米ソ冷戦は資本主義(自由主義)と共産主義(社会主義)の戦いでもあった。
資本主義国では対ソ連のために、修正資本主義=福祉国家を目指した。イギリスが「ゆりかごから墓場まで」がそれになる。その後、サッチャーが出てきてなくなるんですけど。
日本もこの米ソ冷戦の文脈があってそれは体制側と反体制側に分かれた。反体制側はすなわちアメリカ嫌い・資本主義嫌いとなり、その中心が進歩的文化人と言われた。
進歩とは先に行っている。先とは資本主義の先。マルクス主義だとこういう説明になるらしい。
マルクス経済学の段階説
マルクス経済学では弁証法的唯物史観にしたがって次のように大別される。
この進歩的文化人が嘘つきだったことが事の始まり。
それを告発する本。
スターリン、毛沢東、金日成らを熱狂的に支持した日本のマスコミや知識人。「平気でウソを書いた人たち」の過去の妄言の数々を徹底検証する。
「悪魔祓い」の戦後史―進歩的文化人の言論と責任 (文春文庫)
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進歩的文化人だけじゃない話も。
反動としてのアンチ
この反動が反韓国になる。
なぜなら今、この系譜・後継者は韓国を支持しているから。なぜ韓国を支持するかというと、アンチ保守・アンチ米国・アンチ日本として使える外国として韓国を指名したからである。その前はもちろんソ連や中国や北朝鮮だった。北朝鮮は朝日新聞によると「地上の楽園」だそうだ。ちなみに北朝鮮が進歩的文化人から見放された訳は拉致を認めたから。あとは核実験ですね。ソ連は崩壊して、中国は天安門事件で評判を落としたから残っている使える国は韓国くらいしかない。
ちなみに韓国は軍事政権だったので(金泳三から民主化政権88年~)、進歩的文化人的に敵でした。保守はずっと韓国よりだった。
結論
日本嫌いの日本人が「外国」を利用しているだけなんですよね。
「外国」はその都度変わる。
「ミトロヒン文書」(Mitrokhin Archive II)を読んで昔のソ連KGBが世論操作を狙って日本の政界、官界、新聞社にハニトラ等多用しつつ広汎にスパイ活動をしていた有様を読み慄然としました。ミトロヒン文書とは1992年にイギリスに亡命した元KGB職員がソ連から持ち出した文書です。英訳のみ既出版の模様。 pic.twitter.com/03V77cQiov
— Ricky_Elwood (@David_R_Stanton) December 23, 2017
(社説)嫌韓とメディア 反感あおる風潮を憂う:朝日新聞デジタル
「嫌韓」あおるテレビよ、これでいいのか クレーム来ないからやりたい放題? - 毎日新聞
これの改訂版みたいなもんです。