日本の首相は90年代以降に始まった政治改革でアメリカ大統領以上の権限を有することになった。
それ以前に、憲法上も特別な地位がある。
現憲法と政治改革が絡み合って、首相(内閣では無く)は独特な地位を得るまでになっている。
一番まとまっているのが『首相支配』。憲法上の規定以上に現実的制約、例えば派閥政治が幅をきかせいたが、90年代以降の政治改革(リクルート事件がきっかけ)でその派閥が消え元々の憲法上にある権力が現実化した過程が描かれている。
もっと詳しいもの
実は新しくないという自民党内部の話。新しい入れ物に古い酒。