不公平と不平等
今回の前提
- 希望者のみ(強制ではないため事前割り振りはできない。欠席もワクチンがもったいない)
- 抽選はクレームが来る(割り振りそのものが不正の温床と思われる)
都内 固定電話の着信を一時制限 ワクチン接種予約が影響か | 新型コロナ ワクチン(日本国内) | NHKニュース
同じ対応をしないとクレームが飛んでくる
先着順以外の例えば抽選は不正があると国民に思われるので、行政側の選択肢は先着順が第一候補。末尾の番号でもクレームが来ることが予測される。
効率より公平平等が重要
ワクチン接種が早い者勝ち(通称ぴあチケット方式)な理由
それだと結局クレームが沢山来るのです。必要量の数%しかワクチンが用意できないのであれば、抽選で当選した人にだけ予診票を送るとかしたいところです。そのためには何時何人分を用意できるか、4週間前には把握したいところですが、国からの出荷計画も不正確となると、混乱なしには収拾しない。
— 甕星@Perfect Brown Lunchbox (@mikahosi) May 5, 2021
震災の時に、ケーキの数と避難者の合わなくてケーキを廃棄したことがあった。これは配られる人を決めると揉める。後でも揉める。トラブル回避として廃棄が最適解になる。このあたりの現場感覚をわからないと理解できない。
公務員は、公平性に神経質になりすぎることが多い。市民から「なんであいつは味噌ラーメンなのに俺は塩ラーメンなんだ!」とかみつかれるのを極端に恐れ、味噌ラーメンも塩ラーメンも、全員に等しく配分できないくらいなら配らない、という判断をしてしまいがち。
— shinshinohara (@ShinShinohara) May 13, 2021
叩くマスコミ
こんな感じで叩いてくる。
42歳の町長、副町長、教育長ら3役と幹部職員15人らが高齢者よりもひと足先に、ワクチンを接種していたことが、AERAdot.編集部の調べでわかった。
【独自】42歳町長らが高齢者そっちのけでワクチン接種 茨城県城里町で「上級国民か」と問題化 (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)
部門内で許すと、他の部署の社員から、いずれ不平等だという声が上がるかもしれません。会社としては、音楽を流すのなら、社内全体に低いボリュームで聴こえるようにすべきです。
町長はトップなので必要だと思う。
町によると、副町長、教育長も接種を2回受けていたほか、職員約100人が少なくとも1回は接種を受けている。
どさくさまぎれ感が、どうにも残るのである。どこかに「特権意識」はなかったか。いささか市民感情への配慮が欠けていたように感じられる。
【独自】東京都多摩市職員約800人中、300人超がワクチン優先接種 「多すぎる」専門家も疑問視 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)
9日は4人分のキャンセルが出たため、事前の取り決め通り、自治会長や民生委員を呼び出して接種してもらったが、1人分が余った。そのため、会場にいた町職員で最も高齢だった町長に接種することにしたという。
ちなみに船長に豪華な部屋があてがわれるように、判断をする司令塔が保護されないとその舞台は全滅する。潜水艦でも船長の部屋は広かった。
マイナンバーの時も技術屋の話と行政側の事情がわかってないと理解すらできない。技術的にできるが法的、特に憲法上の疑義があるとできない。マイナンバーはまさに法律の壁だった。正確に言うと憲法の壁です。