天才から学ぶ
小室哲哉は自分のセンスを古いと認識できた。
すごく嬉しかったのは、セカンドシングル『alone in my room』のジャケット写真を私に選ばせてくれたこと。写真が何枚か並んでて、「亜美はどれがいい? 僕はもう若い子の感覚がわからないから」と言って、私の意見を聞いてくれたんです。その時選んだのが、真正面を向いている写真じゃない、ちょっと横を向いてふくれっ面をしているような表情のものでした。そうしたら小室さんが、「これを選ぶセンスが僕にはもう分からないんだよ」と話していたのが印象に残っています。
「履歴書の全身写真、ナメてるな~」 鈴木亜美が40歳を前に明かす『ASAYAN』と『BE TOGETHER』で“得たもの” | 文春オンライン
このとき小室は40歳。(98年発売のシングルで小室哲哉は1958年生まれ)。
何度か書いているがリベラルは古い。保守化している若者もリベラルを自認しているという調査結果があった。つまり古いリベラルと新しいリベラルが並列している。そして古いリベラルはそれを認識できていない。センスが高齢化している。それは老害として現れる。
現在の20代の若年層にとって萌え絵は生まれたときから周りにある日常風景であり、抵抗が少ない。これに対し40代以上の人にとっては萌え絵の日常世界への大量進出は大人になってから体験した出来事であり、違和感がぬぐえないのではないかと考えられる。
それをまとめたもの。センスは古くなる。
商売上は正しい。子供の数が減っているのと同じである。ただしこれ以上パイは増えない。
テレビに出られない言論は地下に潜った。そしてリベラルは血の入れ替えが起きず高齢化した。
ネット右翼はリベラル側からの名称であって、右翼が自認している訳ではない。
萌えは普通になった。